バイヤー必見!今行くべき専門店 原価高騰下の注目素材!お米を使ったメニューの人気店編
お米といえば、日本人の主食であり、最もなじみのある食材といっても過言でない。
「お米に最も合う料理は?」「人生最後の食事は、炊き立てのお米」など、多くの人がお米に対する愛を語り、日本人にとってなくてはならない食材の1つとなっている。
一方で、炭水化物抜きダイエットが流行ると、“悪者扱い”をされることもある食材でもある。また、主食と言われながらも「何食べる?」と言われた際に、「お肉」や「お魚」という意見はあれども、「お米」と言う人は少なく、馴染み深いがゆえに主役になりにくい食材でもある。
しかし今、この「お米」に注目が集まり、外食産業において、お米を主役とした商品展開が進んでいる。
昨今、物価高騰を受けて節約志向が高まるなか、比較的その影響を受けていないことや、国産志向が高まるなか、「国産米を食べる機会を増やしたい」という消費者も増えており(ホットペッパーグルメ外食総研調べ2022年9月20~60代男女への調査データより)、日本人の主食であるお米に注目がますます集まっているのも調査データ上、検証ができている。
今回は、このシンプルだが今後の成長する可能性のある素材、お米を主役とした商品開発のヒントとなるお店を紹介したい。
①大行列ができる国民食の人気店
「おにぎり ぼんご」
昨今、おにぎり専門店は数あれど、こちらは創業60年以上の歴史を持つ老舗店。まるで鮨店のように、カウンターで注文が入ってから握ってくれる、出来たてのふんわりとしたおにぎりが人気で行列の絶えないお店だ。
その具材は常時57種類。シンプルな銀しゃりだけのおにぎりや、しゃけ、昆布、味噌といった定番の具材、ほっきサラダやしらす生七味などの創作系のおにぎりまで目移りしそうなラインナップである。さらに具材を組み合わせて自分だけのオリジナルおにぎりを注文することも可能だ。
すべての具材は、お米(おにぎり)をおいしく食べてもらうために、塩味、食感などが工夫されており、この大行列も納得だ。「神は細部に宿る」という言葉があるように、シンプルだからこそ、一つひとつに手を抜かないこだわりを参考にしてほしいお店と言える。
店舗名 「おにぎり ぼんご」
所在地 東京都豊島区北大塚2-27-5
営業時間 11:30〜23:00
定休日 日曜日(祝・祭日は営業)
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