「2018年秋・冬新商品ヒットランキング」RTD部門第1位
キリンビール「キリン・ザ・ストロングホワイトサワー」
新奇性のあるフレーバーでファン獲得
ストロングRTDの新たな飲用シーンを創出
好調なRTD市場の中でも伸長著しい高アルコール系RTD*市場に、キリンビールが投入した「キリン・ザ・ストロング」シリーズ。そのひとつ「ホワイトサワー」がトップの座に着いた。これまでにない乳性系の味わいが評価され、新たなファン層の獲得と飲用シーンの創出につながっている。 *アルコール度数7~9%のRTD
乳性飲料をモチーフにした新奇性感のあるフレーバーで大ヒット!
今まで高アルコール系RTD(以下、ストロング系)を飲んでいた人も、まだトライしていなかった人も誰もが楽しめるストロング系をつくりたい。そんな思いから誕生した「キリン・ザ・ストロング」シリーズは、2019年4月のリニューアル新発売以来、一口でわかるうまさとバラエタルなフレーバーが支持され、好調に推移している。中でもストロング系では新奇性の高い通年乳性フレーバー「ホワイトサワー」は、昨今の健康ブームも後押しして大好評だ。
「これまでストロング系といえば、果汁系やドライ系が一般的でした。しかし、節約志向などを背景にストロング系を飲むお客様が年々増加し、『バラエタルな味わい』へのニーズが顕在化。そこで乳性飲料で親しんだ味わいを、アルコール9%で楽しめるホワイトサワーを開発しました」と、マーケティング部RTDカテゴリー戦略担当の辻次美祐氏は話す。
「ホワイトサワー」を発売したことで、40~50代のボリュームゾーンはもとより、ストロング系を飲んでいなかった30代男性や女性からも支持を獲得。食中酒としてだけでなく、これまで清涼飲料を飲んでいたシーンにも登場し、飲用シーンが広がっている。
「一日の終わりに『キリン・ザ・ストロング』を飲んで、気持ちよく一日を締めくくるシーンを描いたTVCMも好評で、ファン拡大につながっています」(辻次氏)今秋フルリニューアル注目の通年新フレーバーも投入!好調が続く「キリン・ザ・ストロング」シリーズだが、その勢いに乗ってさらにブランド力を高めようと、今秋再び「ホワイトサワー」のリニューアルを行う。
「現状に止まることなく、おいしさをもっと進化させていきたい」と辻次氏が話すように、「ホワイトサワー」の味をブラッシュアップ。一口飲んだときのヨーグルトテイストはしっかりとありながら、甘さはすっきりと仕上げている。パッケージもゴールドの差し色を加えて品質感を表現するとともに、キーカラーの白の視認性を向上させて存在感を高めた。8月製造品から順次切り替えていく。
「RTDを飲用するお客さまは新しいものに敏感。それゆえ、鮮度感を上げるためにリニューアルを行い、絶えず新フレーバーも投入していきます」(辻次氏)
その言葉どおり、来る10月29日、通年フレーバーとして「グレープスカッシュサワー」を新発売する。もともとRTDの中でもグレープフレーバーは人気だが、従来品は一度飲むと満足してしまうものが多かった。そこで「キリン・ザ・ストロング」では、ゴクゴク飲める爽快なグレープ味を提案。毎日でも飽きずに飲んでみたいと思わせる味わいを実現した。
こうした2大ニュースは、テレビ、デジタル、SNSなどさまざまな媒体で大々的に流れる予定だ。「10月は消費税増税をきっかけに、新しいお客さまがトライアルするタイミング。『キリン・ザ・ストロング』のバラエタルなフレーバーで、ストロング系のうまさ・楽しさをアピールし、カテゴリー活性化に貢献していきます」(辻次氏)
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