リテールパートナーズ

九州7県と中国地方の3県で食品スーパー(SM)、ディスカウントストア(DS)を展開するリテールパートナーズ(山口県)。リテールパートナーズは、2015年7月に山口地盤のSM企業だった丸久と大分県を本拠とするSM企業のマルミヤストアを経営統合して誕生した持ち株会社である(旧・丸久が商号変更してリテールパートナーズとなり、新会社の丸久にSM事業を承継)。

17年3月には福岡地盤のSM企業マルキョウとも株式交換により経営統合しており、現在は持ち株会社であるリテールパートナーズの下に丸久、マルミヤストア、マルキョウとSM事業会社3社がぶら下がる体制となっている。20年2月期末時点の店舗数は260店舗(DSを含む)。20年2月期(連結)の営業収益は対前期比0.1%減の2288億円、営業利益は同9.6%減の44億円で減収・営業減益だった。

リテールパートナーズが主戦場とする九州は、食品強化型店舗を展開するドラッグストアや有力ローカルDSがひしめく食品小売の激戦区。マルキョウが加わった17年以降、営業収益は横ばい状態が続いているが、直近は2期連続の営業減益と、苦戦している様子が窺える。

アルク到津店

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