栄養を通じて受験生をサポートする明治の「受験飯」、24年度はさらなる認知拡大をめざす
学校の副教材の配布で乳たんぱく質の価値を訴求
第1弾(7~8月)は、信頼性・共感性のある「ことば」で受験生の親に寄り添い、“これでいいんだ”という自己肯定感アップにつなげていく。明治では7月8日から7日間、JR東日本・上野東京ラインで交通広告を展開。
シーズン本格化前に、「受験飯」の認知獲得を図った。さらに、受験生の親向けに食育指導用の副教材を首都圏を中心として中学3年生クラスを対象に約2.8万部を配布した。朝食と乳たんぱく質の必要性を訴求した内容となっている。
健康意識の高まりでたんぱく質の摂取意識は年々高まってきているが、日本人の多くは摂取目標量が摂れていないのが現状。健康維持・増進に向けては1日+10g を目標に意識して摂取することが大切だ。
そこで明治では1日+10gのたんぱく質を手軽においしく乳たんぱくで摂取することを訴求する。牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品には、乳に由来するたんぱく質である乳たんぱく質が含まれている。
乳たんぱく質には体内で合成されず、食事から摂取するしかない必須アミノ酸がバランスよく含まれ、さらには消化吸収に優れた特徴がある。たんぱく質の質にもこだわるのなら乳製品で摂るのが効率的といえる。
また乳製品は調理不要で朝食や間食で手軽に摂ることができ、習慣化におすすめだ。
プレーンヨーグルト200g、牛乳 200ml、プロセスチーズ30gで、それぞれたんぱく質を約7gも摂ることができるので、 1日の生活に牛乳や乳製品をうまく取り入れることで、簡単にかつおいしく1日+10g のたんぱく質摂取ができるというのだ。
身近な食品である乳製品だが、牛乳やヨーグルトは、カルシウムや乳酸菌といったイメージが強く、たんぱく質のイメージがまだまだ弱い。同社では、「受験飯」を通して乳たんぱくの価値を改めて発信し、乳たんぱくの習慣化による栄養での貢献をめざす。