今から始めても遅くない!巣ごもり消費に効くSNS活用で知るべき基本
また、お得なセールや新商品の情報をアップすれば、来店の背中押しにもなる。「今度、告知があったら行ってみよう」と次のアクションへのつなぎにもなるので、お客様の来店数が少なかったとしても、SNSによる定期的な情報発信は続けたほうがいいだろう。
ほかにも、経営者やスタッフが笑顔で働いている写真や動画を配信すると、お客様も「応援してあげよう」という気持ちになり、来店動機にもつながりやすくなる。暗いニュースが多い中で、明るい気持ちにさせてくれるニュースは、記憶にも残りやすい。働いているスタッフの〝今〟を伝えるコンテンツは、積極的にSNSで発信することをおすすめする。
SNS未経験者は、個人で発信することからはじめる
一方、SNSの運用経験がないお店や企業は、これを機会に始めてみるといい。異常事態の状況のほうがお客様もSNSを頻繁に見てくれるので、正常に経済が回っている時よりも手ごたえは感じやすいはずだ。
「どのSNSを使えばいいですか?」とよく質問を受けるが、結論から言えば「どれでもいい」というのが回答となる。Facebook、Instagram、Twitterのうち、どれか1つを個人で10日ほど利用してみて、一番しっくりくるものを使ってみるといいだろう。
SNSは長く続けることが重要であり、長く続けるためには自分と相性のいいSNSを見つけることが先決となる。最終的には、本人が「おもしろい」と思えるSNSを使わなければ、利用者の気持ちがわからないため、発信する情報もつまらないものになってしまう。まずは「個人で使って楽しんでみる」というのが、SNSを短期間で販促につなげていくポイントといえる。
また、慣れないうちは、法人や店舗でSNSを運用するよりも、個人で運用したほうがお客様とのつながりが作りやすい。情報も発信しやすくなるので、初心者は個人名義でSNSを運用することをおすすめする。