[クアラルンプール 17日 ロイター] – 医療用ゴム手袋世界最大手、マレーシアのトップ・グローブが17日発表した第4・四半期(6─8月)決算は48%の減益となった。ワクチン接種の進展で医療用手袋の需要が低迷した。
純利益は6億0790万リンギ(1億4588万ドル)。前年同期は11億7000万リンギ。リフィニティブがまとめた市場予想の86億9000万リンギを下回った。
売上高は32%減の21億1000万リンギ。
強制労働疑惑を受けた米国の禁輸措置も重しとなった。1年に及んだ禁輸措置は先週、解除された。
同社は、禁輸措置の解除で米国向けの販売が増える見通しだが、事業環境は厳しく、競争が激しいとの認識を示した。