[17日 ロイター] – 英日用品大手ユニリーバは17日、6月から米大統領選に向けて中止していた米国のフェイスブックとインスタグラム、およびツイッターへの広告掲載を再開すると発表した。
同社は大統領選期間中に「対立やヘイトスピーチ(憎悪表現)」が噴出する恐れがあるとして6月に広告掲載を停止していたが、来月停止を終了する。今後も各プラットフォームの監視を続けるとした。
ユニリーバなど一連の企業は5月25日のジョージ・フロイドさん死亡事件を受けて人権団体が起こしたヘイトスピーチ反対運動に歩調を合わせ、ソーシャルメディアへの広告掲載を停止していた。
FBはユニリーバの広告掲載再開を歓迎。同社グローバル・ビジネス・グループのバイスプレジデント、キャロリン・エバーソン氏は電子メールの声明で、「2021年もパートナーシップを続けるのを楽しみにしている」と述べた。
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