中国ラッキンにナスダックが2回目の上場廃止通知、年次報告未提出

ロイター
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ラッキンコーヒーのロゴ
6月23日、中国のコーヒーチェーン、瑞幸珈琲(ラッキンコーヒー)は、米ナスダックから2回目の上場廃止通知を先週受け取ったと明らかにした。写真はラッキンコーヒーのロゴ。北京で4月16日撮影(2020年 ロイター/Tingshu Wang)

[23日 ロイター] – 中国のコーヒーチェーン、瑞幸珈琲(ラッキンコーヒー)は23日、米ナスダックから2回目の上場廃止通知を先週受け取ったと明らかにした。年次報告書を提出しなかったためで、株価は急落した。

同社は先に、幹部による昨年売上高水増し疑惑を調査中だと発表し、5月にナスダックから不正会見を巡る懸念と重要情報の開示義務違反を理由に、1回目の上場廃止通知を送付されていた。

年次報告書について同社は、新型コロナウイルスのパンデミック(大流行)と、社内調査の結果待ちによって策定が遅れ、提出できなかったと説明した。

同社株は社内調査を発表した4月以降に85%超も下落しており、自社株を担保にした借入金が返済不能になっている。

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