米ノードストローム、国内と加の店舗を一時閉鎖 業績予想撤回
[16日 ロイター] – 米百貨店ノードストロームは16日、米国とカナダの店舗を一時的に閉鎖するとともに、2020会計年度の業績見通しを撤回すると発表した。新型コロナウイルスの拡大抑制に向け、他社と歩調を合わせた。
同社は3月17日から2週間、これら店舗を閉鎖するが、アプリとウェブサイトは引き続き使用可能としている。この期間、従業員には給与と手当てを支払うという。
同社は、40州で380店舗を展開する。
一方、一段の支出抑制のため自社株買いを停止した。
同社は他の実店舗小売業者同様、米国での新型コロナ感染増加により打撃を受けており、特に、シアトル、ニューヨーク市、ロサンゼルスなどの主要市場で苦戦している。
ニューヨークとロサンゼルスは、レストラン、劇場、バーの閉鎖を指示している。ノードストロームは昨年、ニューヨークに店舗を開設した。