ソフトバンクGの孫会長、インドネシア投資拡大の意向=メディア
[ジャカルタ 10日 ロイター] – ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長は10日、インドネシアへの投資を拡大したいと述べた。インドネシアメディアが伝えた。
報道によると、孫氏はインドネシアのジョコ大統領に面会後、「具体的な数字は話さないが、AI(人工知能)を多用した新スマートシティ、最先端技術、クリーンシティといったものへの支援に関心がある」と述べた。ソフトバンクの広報担当者は孫氏の発言を確認した。
今週、ルフット・パンジャイタン海洋担当調整相は、孫氏がインドネシアの新首都への投資に関心を持っていると記者団に語っていた。
インドネシアは、ジャカルタからボルネオ島に首都を移転する構想を発表している。
孫氏は新首都への投資計画の概要は示していない。
ソフトバンクグループは昨年7月、インドネシアでの電気自動車利用促進に向け、出資先の配車大手グラブを通じて20億ドル投資すると発表した。