増収・営業増益で売上高5000億円を突破! イオン九州の好決算を徹底分析
都市型小型店とフード&ドラッグ業態でシェア拡大図る
イオン九州は26年2月期、「成長領域へのシフト」を方針に定め、都市型小型フォーマット「マックスバリュエクスプレス」と、傘下のイオンウエルシア九州(福岡県/内田守社長)のフード&ドラッグ「ウエルシアプラス」を中心に、マルチフォーマットでのドミナント戦略を進める姿勢だ。
25年2月期は、九州エリアの競合各社で物件の取り合いが激化したことが影響し、「マックスバリュエクスプレス」が12店舗計画のところ4店舗、「ウエルシアプラス」が16店舗計画のところ6店舗の出店と、当初計画に対し未達となった。
26年2月期は、「マックスバリュエクスプレス」15店舗、「ウエルシアプラス」15店舗の出店を計画。九州7県の人口の4割強を占める福岡県をターゲットに、都市部小型店の出店を加速し、シェアを拡大したい考えだ。
すでに、3月に「ウエルシアプラス小倉桜橋店」「ウエルシアプラス小倉貫店」(福岡県北九州市)の2店舗を出店したほか、25年5月には過去最少の60坪モデルとなる「マックスバリュエクスプレス東比恵店」(福岡県福岡市)の出店が決まっている。








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