週刊コンビニニュース セブン-イレブン、プリペイドカード型の抗原検査・PCR検査サービスの販売開始

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1週間のコンビニエンスストア(CVS)に関するニュースをまとめた週刊コンビニニュース。セブン-イレブン・ジャパンは、新型コロナウイルス感染症の抗原検査・PCR検査キットを自宅に届けるサービスとして、「MedQuick抗原検査カード」と「PCR now PCR検査カード」を、沖縄県を除く全国のセブン-イレブン店舗で9月29日から発売する。店舗でプリペイドカード購入後、専用サイトで住所などの必要事項を入力すると各検査キットが自宅に郵送される仕組み。PCRキットについては、同封のレターパックで検体を返送。クリニック到着後、最短2時間で検査結果が判明する。プリペイドカード型の抗原検査・PCR検査サービスの取り扱いはCVS業界では初となる。価格は「MedQuick抗原検査カード」3,900円、「PCR now PCR検査カード」8,470円(9月21日〜27日のニュースをまとめました)。

セブンイレブン

セブン-イレブン
レンジアップ麺類を全面リニューアル
カップヌードル復刻商品の第2弾
<茨城・福島・栃木県>優良小麦「ゆめかおり」を使用したオリジナルパン

 セブン-イレブン・ジャパンは9月22日から順次、レンジで温めて食べるカップタイプの麺類を全面的にリニューアルする。今回はレンジアップ麺類で初となる“湯種製法”を採りいれ、さらにコシのある麺にし、新たに開発した“濃厚かつおだし”など、商品特性ごとに旨みやコクを追求した出汁・スープにリニューアルした。リニューアルのポイントは以下のとおり。

 また同社は、日清食品のロングセラーブランド「カップヌードル」の新商品として、「復刻版ポークチャウダーヌードルビッグ」と「復刻版ブタホタテドリビッグ」(いずれも税抜215円)を、9月28日から発売する。カップヌードルの発売50周年を記念した特別商品で、それぞれ昭和と平成でもっとも売れた商品をビッグサイズで再現した。

 茨城県が推奨する小麦品種「ゆめかおり」の小麦粉を使用したパン4品をセブン-イレブン・ジャパンは、茨城県と福島県、栃木県のセブン-イレブン各店舗で9月28日から発売する。「ゆめかおり」は、タンパク質の量や質がパンに向いていて、もっちりとした食感のおいしいパンができることから、年々生産量が増加している上質な国産小麦。

ファミリーマート
海洋プラごみを使用した回収ボックス
商業車のEV化促進で研究開発
スペシャルコラボの「雪見だいふくみたいなパン」

 ファミリーマートは、今年2月から全国展開している「ファミマフードドライブ」の回収ボックスを10月初旬から順次、海洋プラスチックごみを原材料の一部に使用したものに切り替えていく。また、新しい回収ボックスの製造費用には、レジ袋有料化に伴う直営店の収益金の一部を充当する。

 また同社は、環境省に採択された「令和3年度バッテリー交換式EV開発および再エネ活用の組み合わせによるセクターカップリング実証事業」に、フィールド提供企業として参加する。今回の実証事業で開発されるバッテリー交換式EVトラックを店舗配送に導入し、実証データを活用することで商用車のEV化を促進し、物流網の脱炭素化を目指す。電動自動車(EV)については、航続距離や充電時間、充電インフラ、価格などの課題があり、とくに稼働時間の長い商用車はバッテリーの充電に時間を要することから、充電器の運用で課題が残りEV化が遅れていた。ファミリーマート、伊藤忠商事、いすゞ自動車、JFEエンジニアリング、エッチ・ケー・エスの4社がパートナー企業として取り組んでいく。

 9月28日ファミリーマートは、「雪見だいふくみたいなパン」(税込145円)を発売する。発売40周年のロッテの「雪見だいふく」と、同じく40周年を迎えたファミリーマートとのコラボレーション商品。ぷにぷに食感をイメージした求肥に、バニラミルククリームとミルキーなホイップを合わせ、「雪見だいふく」の味わいを表現。ふっくらした白生地パンでサンドした。

ローソン
<近畿地区>「舞鶴海軍カレーパン」
<東北地区>各県のラーメンを県別に同時発売
ホットヨガスタジオLAVAとの共同開発商品

 ローソンは、「海軍舞鶴鎮守府」が10月1日に開庁120年を迎えることを記念して、「舞鶴海軍カレーパン」(税込)を9月28日に近畿2府4県で発売する。海軍の料理教科書「海軍割烹術参考書」のカレーレシピを参考にしたカレールーを使用した。

 また同社は9月28日、東北各地の人気ラーメン店が監修したラーメンを、それぞれのラーメン店が所在する県内の店舗で発売する。「東北各県のラーメンを県別に同時発売」する企画は、今回で12回目。

  • 青森県「らーめんふぁくとりーのすけ監修みそのすけ」
  • 岩手県「新華園本店監修釜石ラーメン」
  • 秋田県「桜木屋監修広東麺」
  • 宮城県「ラーメンスミス監修ニボ味噌らーめん」
  • 山形県「おいらのめん蔵監修みそとんこつそば」
  • 福島県「幸楽苑監修味噌野菜たんめん」(それぞれ税込530円)

 9月28日からローソンは首都圏のナチュラルローソンで、ホットヨガスタジオLAVAと共同開発した、おにぎり、弁当、麺類、スープ、サンドイッチ、サラダのオリジナル商品7品を発売する。ケール、オートミール、雑穀、オーツ麦、キヌアなどの食材や、キムチ、甘酒などの発酵食品を使用した。

ミニストップ
「駅弁風弁当」シリーズの第10弾
「Patisserich」の第3弾
ビッグなクランキーチキン

 ミニストップは人気シリーズ「駅弁風弁当」の第10弾として9月21日、「駅弁風 黒毛和牛 牛バラ焼肉弁当」と「駅弁風弁当 四国産鯛めし弁当」(いずれも税込599円)の2品を発売した。焼肉弁当は、脂身もおいしい黒毛和牛のバラ肉を、りんごなどを使用した甘辛いたれで炒めた。鯛めし弁当は真鯛を丁寧にほぐし、鯛のだしで炊いたご飯の上にのせた。

 また同社は、「ちょっとリッチで、しあわせなひとときを。」をテーマにした「Patisserich(パティスリッチ)」の第3弾として、栗を贅沢に使用した「ごろごろ栗の純白ケーキ」(税込345円)を9月21日に発売。和栗ペーストをベースに、甘栗かのこと和栗ムースを合わせ、北海道産純白生クリーム入りのホイップクリームで丁寧に包んだ。

 9月24日ミニストップは、クランキーチキンをビッグにした「ビッグクランキーチキン」(税込213円)を発売した。鶏むね肉にクランキーチキンの特長である細かく刻んだじゃがいもと特製パン粉、またブラック・ホワイト・レッドのトリプルペッパーを使用。ボリューム感のある商品に仕立てた。

セイコーマート
高校生スイーツコンテストの入賞作品を商品化

 セイコーマートは、スイーツコンテスト「ハイスクール パティシェ ロワイヤル2021」の入賞作品を商品化し、9月27日から北海道内の店舗で発売した。道内の全高校生を対象に、将来の北海道の菓子業界を担う人材の発掘、産業の育成と発展を図ることを目的としたコンテストの入賞作品で、今年は過去最多となる13校から応募があり、31チーム36作品が集まった。最優秀賞は真狩高校の生徒が考案した「ハスカップクリームクッキーシュー」で、270円(税抜)で発売する。

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