週刊コンビニニュース ローソン、キリングループとペットボトル容器回収の実証実験を開始

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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1週間のコンビニエンスストア(CVS)に関するニュースをまとめた週刊コンビニニュース。ローソンは、キリンホールディングス・キリンビバレッジ(いずれも東京都)と協働で、7月15日から使用済みペットボトル容器回収の実証実験を始めた。対象店舗は「横浜新子安店」。キリングループが開発した「ペットボトル減容回収機」を設置し、回収したペットボトルを東京キリンビバレッジサービスの自販機オペレーションルートを使って収集、リサイクル工場に搬入する。回収したペットボトル5本につき「Pontaポイント」1ポイントを付与し、リサイクル促進につなげていく。2021年度内に横浜市内の数店舗で実証実験を行い、得られた知見に基づいて取り組みを拡大する(7月13日〜19日のニュースをまとめました)。

ローソン

セブン-イレブン
香川県善通寺市で「セブンあんしんお届け便」
<北海道>「北見産 和ハッカ」使用の商品

 セブン-イレブン・ジャパンは、香川県内のセブン-イレブン店舗では初めてとなる移動販売サービス「セブンあんしんお届け便」を、7月16日に「善通寺大麻町店」で開始した。日々の買物に困っている人々に対する買物支援や、各地域における見守り活動を目的に、広く高齢者などの支援につなげていく。販売する商品は、おにぎりや弁当、サンドイッチなどのデイリー商品をはじめ、ソフトドリンクやカップ麺などの加工食品、アイスクリーム・冷凍食品など合計約150アイテム。毎週月・木・金曜日に市内を巡回する。

 また同社は地域の食を応援する取り組みの一環として、「北見産 和ハッカのチョコミントオムレット」(税抜270円)を7月13日から順次、道内のセブン-イレブン1005店舗で発売。北見市の代表的な食材「和ハッカ」を使用し、北見ハッカ通商や北見市の協力を得て商品化した。

ファミリーマート
定番おにぎり5種類をリニューアル
「ファミマ夏のカレー祭り」を全国で初開催
フラッペで森永製菓とコラボレーション

 ファミリーマートは、味にこだわり、おむすびに直接手を触れずに食べられるパッケージにリニューアルした「手巻おむすび」5種類(紅鮭、昆布、シーチキンマヨネーズ、紀州南高梅、辛子明太子)を、7月13日から発売した。リニューアルでは、一口目からおいしく、具材のおいしさがより感じられるように“てっぺん振り塩製法”を採用。また、おむすびの下側をフィルムに包んだまま片手で食べられるように開け方を工夫した。

 また同社は、7月20日から8月9日まで、全国の店舗で初めて「ファミマ夏のカレー祭り」を開催する。おむすびや総菜、弁当、ホットスナック、麺類、パン、菓子、サラダ、スープ、冷凍食品など、さまざまなカテゴリーから23種類をラインアップし、カレー味を楽しめるようにした。看板商品の「ファミチキ」をチーズカレー味にアレンジした「チーズインカレーファミチキ」(税込230円)や、カレーチェーン店「カレーハウスCoCo壱番屋」監修の「大きなチーズカレーパン」(税込150円)などを販売する。

 7月17日ファミリーマートは、コーヒーマシンのミルクでつくる「FAMIMA CAFÉ」のフラッペシリーズから、森永製菓のロングセラー菓子とコラボレーションした「森永ラムネソーダフラッペ」(税込298円)と「森永ミルクキャラメルフラッペ」(税込320円)を発売した。ラムネソーダフラッペは、粒ラムネを過去最大量使用。大粒のかき氷を増やすことで食感を楽しめるようにした。また、ミルクキャラメルフラッペは森永キャラメルソースを使用し、微粉砕氷のなかにキャラメル風味のチョコチップを入れ、濃厚な味わいとなめらかな食感を重視した仕上がり。

ローソン①
<近畿地区>大阪産(もん)使用のオリジナル商品
<近畿地区>和歌山県の地元食材を使用した2品

 ローソンは7月13日から近畿2府4県の店舗で、大阪府の地産食材・名品「大阪産(もん)」を使用したオリジナル商品を発売。泉州産たまねぎを使用した「龍旗信監修ラーメンサラダ(塩トマトペペロンチーノ)」(税込350円)と「泉州産たまねぎ使用 ばくだんおにぎり(牛めし)」(税込258円)、「大阪産(もん)名品」として認証されたサンヨー製菓の「モロッコヨーグル」を使用した「やわらかフランスパン(モロッコヨーグル入りのクリーム使用)」(税込110円)の3品。

 また同社は7月20日、和歌山県で初めて開催される全国高等学校総合文化祭「紀の国わかやま総文2021」(7月31日開催)の応援企画として、地元食材を使用した商品を近畿地区で発売する。紀州南高梅や梅酢、紀の国みかんどりを使用した「和歌山うまいもんおにぎりセット」(税込360円)と、温州みかんの果汁ソースを使用した「とろ生食感のチーズケーキ」(税込158円)の2品。また27日からは、はっさくや梅ピューレなどを使用したゼリー「わかやまポンチゼリー」(税込246円)や、温州みかんを使用した飲料「スコール わかやま温州みかん」(税込151円)を先行して発売する。

ローソン②
「MACHI café」がタンブラー持参で39円引き
「Uchi Café Spécialité」からチーズテリーヌ2品

 ローソンは7月20日から8月30日までの間、「MACHI café」導入店舗でコーヒーおよびカフェラテ(ホット/アイス)を対象に、タンブラーを持参すれば39円引きとなる取り組みを行う。プラスチック容器の使用量削減を目的としたもので、これまでの10円引きを「39(サンキュー)円引き」にして提供する。

 また同社は7月20日、素材やメニューのシンプルなおいしさを追求したご褒美スイーツ「Uchi Café Spécialité」シリーズから、夏に向けた味わいの「栗堪能モンブラン(メレンゲ仕立て)」(税込320円)と「爽溶(さわどけ)チーズテリーヌ(レモンゼスト入り)」(税込270円)を発売する。モンブランは、軽やかな味わいのクリームを使用し、栗は甘くなり過ぎないように仕立てた。チーズテリーヌは、レモンゼスト(皮のすりおろし)を入れ、ほろ苦く爽やかな味わいとなるように仕立てた。

ミニストップ
「2021年ハロハロ」の第3・4弾

 ミニストップは、夏の人気商品「ハロハロ」の今年の第3弾となる「パチパチ夏ソーダ」(税込375円)を7月16日に発売した。ラムネに初めてパチパチキャンディを追加し、“はじける爽快感”を表現した。また17日には、第4弾の「果実氷練乳いちご」(税込375円)を発売。一番人気の「いちご」を、「練乳いちご」としてパワーアップさせた。

ポプラ
「夏みかんわかめ」のおむすび

 ポプラは7月20日、山口県の老舗企業・井上商店の人気商品「夏みかんわかめ」を使用したおむすびを、中国・九州・関西地区で発売する。「夏みかんわかめ」は、萩産の夏みかんに井上商店の人気商品「しそわかめ」をブレンドした商品で、夏みかんの爽やかな香りが楽しめる商品。税込128円。

セイコーマート
「でんすけすいか」の果汁でアイスバー

 セイコーマートは7月17日、約300店舗で「Secoma北海道当麻町産でんすけすいかバー」(税抜150円)を発売した。すべて規格外の「でんすけすいか」の果汁を18%使用した商品。

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