コーナン商事 第3次中期経営計画発表 2025年度売上高5000億円
コーナン商事は4月12日、長期ビジョン「New Stage 2025」の実現に向け、2026年2月期を最終年度とする「第3次中期経営計画」を発表した。
数値目標は、売上高5000億円、経常利益310億円、当期純利益195億円、ROE10.0%とした。第2次中計の最終年度である21年2月期の売上高は4271億円、経常利益297億円、当期純利益186億円、ROE14.5%だった。目標達成に向けて、既存店の成⻑とM&A戦略による業容拡⼤で、グループ総合⼒を強化する。
重点戦略として、「PB商品開発」「店舗デジタル化」「店舗業務効率化」「フォーマット」「人材」の5つの戦略を掲げた。
PB商品開発戦略では、PRO向け商材、ペット⽤品、園芸、レジャーを強化カテゴリーとした。店舗デジタル化戦略では、EC売上関与率を5.5%〜10%を目標として、店舗とオンラインの融合とシームレスな買い物環境の構築、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を図る。フォーマット戦略では、PRO業態で新たな業態開発に挑戦する。またHC業態では、都市型店舗モデルの開発で⾸都圏の店舗数拡⼤の拡大を図る。同時に「PRO+HC」⼀体型のハイブリッド店舗を計画する。