[東京 10日 ロイター] – 大戸屋ホールディングスは10日、2020年9月末時点で14億9500万円の債務超過となったと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大による売上高減少に伴う事業損失に加え、不採算店舗の減損処理を計上したため。
債務超過解消に向けた措置について検討を開始しており、詳細は決定次第知らせるという。
同社がこの日発表した2020年9月中間決算は売上高が前年同期比40.5%減の73億3200万円、純損益は46億5400万円の赤字となっていた。2021年3月期は売上高が前年比26.9%減の179億7800万円、営業損益が28億7300万円の赤字、純損益は48億6600万円の赤字を予想している。