島忠 2020年8月期営業利益0.6%増の90億円
島忠は7月9日、2020年8月期第3四半期決算の発表と同時に、通期の業績予想を営業収益が前年同期比3.0%増となる1508億円(億円未満切り捨て、以下同じ)、営業利益が0.6%増の90億円と発表した。期首初めに営業収益を1507億円、営業利益を105億円と見込んでいたが、4月9日発表の第2四半期決算で、新型コロナウイルスの感染拡大による影響から、当初の見込みを一旦、取下げて未定としていた。
ゴールデンウィーク中に店舗の休業を実施するなど、4月と5月の全店売上高がそれぞれ4.4%減、1.2%減とマイナスだったが、6月は11日(木)を休業したものの6.2%増と上向いた。ただ、前年度からは増収増益となりそうだが、期首初めからは利益で下振れしそうだ。
なお、第3四半期決算は、営業収益が1124億円(2.4%増)、営業利益は68億円(前年 2.9%減)だった。