米コストコの第2四半期、収益が予想上回る ネット販売好調

ロイター
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コストコのロゴ
3月5日、米会員制倉庫型ストアのコストコ・ホールセールが発表した第2・四半期決算は、会員数の増加やネット販売の好調を背景に、売上高と利益が共にアナリスト予想を上回った。写真はロゴ、イリノイ州で2016年5月撮影(2020年 ロイター/Jim Young)

[5日 ロイター] – 米会員制倉庫型ストアのコストコ・ホールセールが5日発表した第2・四半期(2月16日終了)決算は、会員数の増加やネット販売の好調を背景に、売上高と利益が共にアナリスト予想を上回った。

売上高は390億7000万ドルと、前年同期の354億ドルから増加し、アナリスト予想の382億4000万ドルを上回った。

同社は、オンライン販売でウォルマートやアマゾン・ドット・コムを追撃するため関連サービスを拡充。その結果、オンライン販売の売上高は第2・四半期に28%と、大幅に増加した。

収益に大きく貢献している会員費収入も6.25%増の8億1600万ドルだった。

純利益は9億3100万ドル(1株当たり2.10ドル)で、前年同期の8億8900万ドル(同2.01ドル)から増加し、アナリストの1株当たり予想(2.06ドル)を上回った。

燃料費や為替変動の影響を除いたベースで、2月の既存店売上高は11.7%増加した。新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、ペーパータオルやせっけんなどの日用品の売上が伸びており、2月の既存店売上高を約3%押し上げたという。

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