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ソフトバンクGが8%超高、米ファンドと株価上昇に向け協議

ソフトバンクの孫正義会長
2月7日、ソフトバンクグループ株が急伸し一時8%超上昇した。米ヘッジファンドのエリオット・マネジメントがソフトバンクGの株式を取得し、株価上昇に向けた方策を協議しているとの報道が材料視されている。写真はソフトバンクの孫正義会長。2018年11月、東京で撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 7日 ロイター] – ソフトバンクグループは急伸し一時8%超上昇した。その後、やや上げ幅を縮小したものの、午前9時52分現在、日経平均株価を約64円押し上げる要因となっている。米ヘッジファンドのエリオット・マネジメントがソフトバンクGの株式を取得し、株価上昇に向けた方策を協議していると関係筋が明らかにした、との報道が引き続き材料視されている。

市場からは「エリオットとソフトバンクGで意見が一致しているのは、株価が割安で放置されていること。出資企業のエグジット戦略や新規出資に関し、意見交換しながらソフトバンクGの企業価値を高めていく可能性がある。投資効率を考えると、自社株買いも一つの方策として浮上するかもしれない」(株式アナリスト)との声が出ていた。