[東京 30日 ロイター] – 京セラは30日、2020年3月期の連結業績予想を下方修正した。5GやIoT関連向けで一部製品の需要は増加傾向にあるものの、世界経済の低迷長期化により、第4・四半期も自動車関連や産業機械向け需要が低調に推移すると見込んでいる。
売上高予想は前期比0.1%増の1兆6250億円、営業利益は同24.4%増の1180億円、純利益は同13.4%増の1170億円。従来は売上高が同4.7%増の1兆7000億円、営業利益が同47.6%増の1400億円、純利益が同21.1%増の1250億円と予想していた。
リフィニティブがまとめたアナリスト18人の通期営業利益予想の平均値は1362億円となっている。
4―12月期の売上高は前年同期比1.4%減の1兆1968億円、営業利益は同56.6%増の948億円、純利益は27.5%増の1012億円。
2020年3月期の平均為替レートは1ドル108円、1ユーロ120円とした。