日本でのホームパーティーカルチャー普及を目的として設立された、一般社団法人日本ホームパーティー協会によると、ホームパーティーの市場規模は2018年に比べ、660億円の増加と推定されることが分かった。
同協会ではホームパーティーを構成する食住衣にまつわるメーカーや小売合計63社(非公開)への対面聞き取り調査を2019年4月から11月まで実施。
ホームパーティーには「衣食住」全ての要素があり、近年様々な企業が市場参入している。近年のフードデリバリーサービスの拡充やレンタルスペースの増加も影響し、ハロウィンやクリスマスのようなシーズンイベントも、自宅で楽しむ傾向が増加している。
特に消費税10%への増税後は、デリバリーピザなどの軽減税率対象商品を活用し、予算を抑える動きがあるといえる。
来年2020年は東京オリンピック・パラリンピック開催に伴い、スポーツ観戦をメインとするホームパーティー需要の伸びが予想され、今後ますます注目される。