島忠 2019年8月期は営業利益9.0%減
島忠の2019年8月期決算は、営業収益が前年同期比で0.1%増の1463億円の微増となった。PB開発に着手し、一部PB商品をスタートしたことで、粗利に相当する売上総利益率は33.7%と前年同期から0.7ポイント(pt)改善した。一方、人件費が前年から3.0%増えたことや、広告宣伝費が約4割増となったことなどから、販売管理費率が前年同期から1.4pt悪化して30.4%となり、営業利益は9.0%減の89億円、経常利益は13.3%減の91億円と減益となった。
20年8月期は、出店政策で増床1店舗、閉店1店舗のなか、既存店売上高1.9%増(前期0.4%減)、売上総利益率34.4%(0.7pt改善)を前提に、営業収益1507億円(3.0%増)、営業利益 105億円(17.6%増)、経常利益110億円(20.5%増)、当期純利益74 億円(23.9%増)を見込む。
なお島忠は、21年8月期を最終年度とする、中期経営計画を発表しており、営業収益1500億円以上、営業利益140億円以上、営業利益率9.0%以上を目標に掲げている。