100円ショップのキャンドゥ(東京都新宿区)は10月15日、2019年11月期の連結業績予想を下方修正した。営業利益は前期比33.5%減の12億3000万円となる見通しで、1月に公表した従来予想を5億2000万円下回る。
6〜8月期の既存店売上高が長雨などの天候不順で前年同期比1.5%減と苦戦したほか、9月、10月も大型台風の影響を受けた。11月期通期の売上高は前期比0.9%増の714億円と従来予想を11億円下回りそうだ。
売り上げの低迷で減損損失を計上する店舗が想定より増加する可能性があることから、純利益予想は従来に比べて4億円余り引き下げ、前期比59.9%減の3億2000万円とした。
同社は8月末現在で直営717店、フランチャイズ(FC)309店、海外FC8店の計1034店舗を展開している。