キャンドゥ、5年で2000店舗達成目指す、イオングループへの出店強化

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イオングループ各社へのテナント出店を加速し、店舗数を拡大する。

 イオンの連結子会社となった100円ショップ大手のキャンドゥは1月14日、2021年11月期に1180店だった店舗数を26年11月期に2000店舗に増やす計画を明らかにした。イオングループ各社へのテナント出店を加速し、店舗数を拡大する。

 店舗数の内訳は21年11月期末時点で直営771店、卸409店となっているが、26年11月期に直営を1450店と2倍近くに増やす。卸は550店とし、直営店の比率を上げる。

 5カ年計画では、「販路拡大」「商品・ブランドの差別化」「企業価値の向上」を3本柱として、イオングループとの協業を進める。販促拡大については、イオングループ各社への出店だけでなく、商品供給も行う。

 商品・ブランドの差別化では、イオングループとの共同調達を通じて商品原価の低減を図ると同時に、環境に配慮したエコロジー商品や新業態の開発にも取り組む。また、企業価値の向上では、イオングループの電子マネー「WAON」を導入するほか、IT・物流などでの協業も進める。

 イオングループの一員として相乗効果を発揮することで、21年11月期に731億円だった連結売上高を26年11月期に1250億円、営業利益率は1.3%から5.0%に引き上げることを目指す。

記事執筆者

ダイヤモンド・リテイルメディア デジタル推進室 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

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