パンパシHD、30期連続の増収増益を達成!新社長には吉田専務が就任
13日、パン・パシフィックインターナショナルHD(以下、PPIH)は2019年6月期の連結決算を発表した。売上高は1兆3289億円(前期比41%増)、営業利益は631億円(前期比22%増)、純利益は483億円(前期比32%増)となり、いずれも過去最高となった。開業から続く増収増益の記録は、これで30期連続となる。
2015年に策定した(当時ドン・キホーテHD)、中期経営計画の「ビジョン2020」(売上高1兆円、店舗数500店、ROE15%)の達成は、いずれも1年を前倒ししての達成となった。PPIHは次期(2020年6月期)も、ユニーの業態転換事業などをさらに進め、新体制のもと31期連続増収増益を目指す。
また、同日には吉田直樹専務(54)が社長兼最高経営責任者(CEO)に就任する人事も合わせて発表。19年9月の株主総会を経て、正式に就任することとなる。大原孝治社長兼CEOは、Pacific Retail Management (USA)代表取締役社長に就任し、米国での事業に専念する。
今回の人事は、経営体制のさらなる強化を図り、持続的な成長と企業価値の向上を目指すものとしている。