ユニクロ、5月の既存店売上高は1.8%減、2ヵ月連続のマイナス
ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロ事業の5月の売上高(インターネット通販を含む)は、既存店ベースで前年同月比1.8%減と2ヵ月連続で前年実績を下回った。5月の「誕生感謝祭」の期間が6月にまたがったことが響いた。
客数は1.3%増で4ヵ月連続のプラスだったが、客単価が3.1%減と5ヵ月続けてのマイナスとなった。気温が高く推移したことで、夏物商品の販売は好調だった。
そのほかのカジュアル衣料専門店の4月の既存店売上高は、しまむらの「ファッションセンターしまむら」が0.8%減。11.1%減だった4月に比べて回復したが、13ヵ月連続のマイナスとなった。
ライトオンは1.7%増で4ヵ月ぶりにプラスに転じた。客数は4.3%減と苦戦したが、客単価が6.3%増加した。「グローバルワーク」などのブランドを展開するアダストリアは、10.7%増と好調だった。5月は前年に比べて休日が2日多かったことに加え、気温の上昇で夏物が好調だった。既存店のプラスは4ヵ月連続となった。