週刊コンビニニュース、主要3チェーンがエネルギーマネジメントシステムの構築へ
セブン-イレブン・ジャパン(以下、セブン-イレブン)、ファミリーマート、ローソンが、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成のもと、Commercial Japan Partnership Technologies(東京都文京区:CJPT)が中心となり、コンソーシアム形式でエネルギーマネジメントシステムの構築に向けて参画する。
CO2排出量削減と環境にやさしい車両の拡大を目的に、約580台の電動車を使って、現実的なシステム構築をめざすトライアルとなるが、来年1月から2029年度末と期間は長い。願わくは、期待以上の成果をもたらしてもらいたい(7月19日~25日のニュースをまとめました)。
セブン-イレブン・ジャパン
青森県100店出店達成で記念商品を発売
セブン-イレブンでは、青森県内の出店店舗数が100店舗になったことを記念して、7月27日から東北エリアの1425店舗でオリジナル商品を発売する。青森県を代表するりんごやにんにくなどの食材を使用した商品や、地域に馴染みのあるメニューなど8品を揃える。
- 「ガーリックライスおむすび」(税抜165円)
- 「10種具材の中華丼 陸奥湾産帆立入り」(640円)
- 「煮干し玉をとかして食べる煮干しラーメン」(550円)
- 「ななこいもと明太子の和風冷製パスタ」(510円)
- 「明太子と八戸港水揚げイカのスパゲティサラダ」(280円)
- 「りんごのアップルパイ」(270円)
- 「りんご&クリームチーズ大福」(180円)
- 「チーズロール」(88円)
また、中国エリアでは7月19日より、西日本有数の長芋の産地である鳥取県で栽培・収穫された「ねばりっこ」を使用した弁当や冷たい麺、サラダの3品を発売する。
- 「ねばりっこの麦とろ丼」(税抜540円)
- 「ねばりっことろろの冷たいおそば」(600円)
- 「ねばりっこのねばねば和え」(270円)
東海3県では、国内生産量1位、三重ブランドにも認定されている「青さのり」の中でも、とくに漁場の栄養価が高いことで知られる伊勢湾で収穫された「伊勢志摩産あおさのり」使用の3品を7月21日に発売した。
- 「新潟県産コシヒカリおむすび あおさと帆立の佃煮」(税抜150円)
- 「あおさの麦とろ丼」(430円)
- 「冷し塩ラーメン」(460円)
そのほかセブン-イレブンでは、厚生労働省、デジタル庁、地方公共団体情報システム機構と連携し、全国の店舗でマルチコピー機を使用した「新型コロナワクチン接種証明書」の発行サービスを8月17日から開始する。パスポート情報などを記載した海外用および日本国内用の接種証明書、パスポート情報などの記載のない日本国内用の接種証明書、の2種類。発行手数料は120円。
ファミリーマート
「夏はカレーがなんだかおいしい!?」を開催
ファミリーマートは昨年に引き続き、7月19日から全国で「夏はカレーがなんだかおいしい!?」キャンペーンを開催する。定番の「こだわりカレー」(税込298円)をリニューアルして発売したほか、クリスピーチキンの新たな味の「クリスピーチキン亀田のカレーせん味」(160円)や、昨年好評だった「香りとコクが自慢のバターチキンカレー」(470円)など、暑い季節にぴったりな15種類をラインアップした。
マネーコミュニケーションズ(東京都港区)と協業し、ストアスタッフの給与前払いサービス「プリポケ」を8月から東日本地区の店舗に導入、順次展開を拡大していく。「プリポケ」の利用申請手続きを完了したストアスタッフは、勤怠実績に基づき、アプリ上に表示される給与前払い可能額の範囲内で給与を受け取れるようになる。
「月に1度、給料日に賃金を受け取る」という給与サイクルが、必ずしもライフスタイルに適合しないという判断から「プリポケ」導入を決定した。ストアスタッフの定着率向上と新たな人材の獲得につなげていく。
ローソン
道産食材を使用したスイーツ2品を発売
ローソンは7月21日から28日の間、人気店「もりもと」(北海道千歳市)と共同開発した、道産食材使用のスイーツ「ふわブッセ とろりとキャラメル&ショコラ」と「ふわブッセ とろりと北海道いちご」(いずれも税込240円)を道内の店舗で発売する。「もりもと」は千歳市と札幌市を中心に道内で23店舗を展開する人気の和洋菓子店。
中四国エリアでは7月26日より、山口県と広島県で人気のレストラン「みほり峠」と初めてコラボした「みほり峠監修 塩唐揚弁当」(税込538円)を発売する。「みほり峠」の「名物塩唐揚げ」は、さまざまなスパイスをブレンドした唐揚げ粉を使用し、やみつきになる味付けの看板商品で、弁当にして再現した。
関東甲信越エリアでは、7月31日から東京都で開催される「第46回全国高等学校総合文化祭」に合わせ、7月26日から関東甲信越の店舗で、都産のレモンや塩を使用したベーカリー2品を発売する。
- 「濃いめのむしケーキレモン」(税込138円)
- 「ホイップ塩あんぱん」(160円)
また、近畿エリアでは7月26日より、神戸市が進める「大学都市KOBE」と連携し、神戸女子大学の学生と共同開発したおにぎりセット「ちびにぎるまる」(税込300円)をエリア限定で発売する。若年層の朝食摂取率の改善を目的に、学生20名が参加して開発した商品。
東北エリアでは7月26日から東北エリアの店舗で、仙台で創業した人気大衆食堂「半田屋」監修の「おにぎりサンド 豚汁風」(税込225円)と「ダブルチキンカツバーガー(仙台味噌入りソース使用)」(275円)を発売する。「半田屋」は、「やすくておいしいものをお腹いっぱいに」がモットーの、食材や価格、味にこだわった老舗大衆食堂。
ミニストップ
最後まで満足できる弁当を発売
ミニストップは7月19日、温めなくてもおいしく食べられる弁当として、「熟成銀鮭弁当(あおさ梅ごはん)」(税抜556円)を発売した。銀鮭をメインのおかずにした弁当で、煮物・揚げ物・鶏照焼きなどをバランスよく盛り付け、ご飯にあおさと梅をまぶした。
7月22日には、混ぜながら飲むデザートとして人気のグルクルシリーズから、「グルクルほろにがコーヒー」(税抜369円)を発売。コーヒーゼリーとソフトクリームがシャリシャリの氷と混ざり合い、独特な飲み心地を楽しめる。トッピングのカカオニブには大粒を使用し、別売りのトッピングソースとして、「追いチョコ」、「追い塩キャラメル」(いずれも税抜30円)を用意した。
7月26日からは、 “コンビニで食べられるゴーゴーカレー”をテーマに、看板商品の「ロースカツカレー」(税抜556円)のほか、米飯・麺・パン・惣菜・スナック菓子の全10品を発売する。