すかいらーくホールディングス(HD)は2022年1月から、グループ約3000店舗で利用客に提供しているストローを順次、紙製に切り換える。森林保全に関する国際的な認証制度であるFSC認証のストローを導入する。
同社は19年からドリンクバーなどにプラスチック製ストローを常設するのをやめ、必要とする利用客には植物由来のバイオマスストローを提供してきた。この結果、18年に約1億本だったストローの使用量は、20年に約1100万本まで減少した。
バイオマスストローを紙製に切り換えることで、プラスチック使用量をさらに減らす。同社は使い捨てプラスチックの使用量を26年に50%削減(20年比)、30年までにゼロにする目標を掲げている。