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三菱電機が液晶テレビ事業を縮小、重点分野に経営資源シフト

東京の三菱電機本社
三菱電機は1日、液晶テレビ事業を縮小し、経営資源を空調冷熱システム事業などに移すと発表した。写真は2016年5月、東京の三菱電機本社で撮影(2021年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 1日 ロイター] – 三菱電機は1日、液晶テレビ事業を縮小し、経営資源を空調冷熱システム事業などに移すと発表した。市場環境の変化に伴い、競争力の維持が困難になったと判断した。

家電量販店向けなどの製品出荷は9月に終了している。三菱電機の地域販売店向けの自社ブランド品の出荷は2024年3月まで続けるものの、その後の方向性は今後検討する。

液晶テレビ事業を担う京都製作所(京都府長岡京市)を巡っては組織改編を検討しているという。