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布施キリンビール社長が急逝、当面は磯崎HD社長が兼任

キリンのロゴ
9月3日、キリンホールディングスは、布施孝之キリンビール社長が1日夜心室細動のため急逝したと発表した。写真は同社のロゴ。横浜で2019年6月撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)

[東京 3日 ロイター] – キリンホールディングスは3日、布施孝之キリンビール社長が1日夜心室細動のため急逝したと発表した。61歳だった。当面の間、磯崎功典HD社長が兼任する。

82年のキリンビール入社以降、一貫して営業畑を歩んできた。15年1月にキリンビール社長に就任。若手社員に向けて「布施塾」を開講し、未来のキリンビール幹部育成にも尽力していたという。

磯崎HD社長は「誰よりもお客様のことを一番考えていた布施社長の思いを、残されたわれわれ全員でしっかり繋ぎ、少しでも布施社長に安心してもらえるよう全力で取り組んでいく」とのコメントを発表した。