ファミマ、「フードドライブ」活動を全国展開、家庭の余剰食品を店舗で回収

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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ファミマの「フードドライブ」食品回収BOX
店舗に専用の回収ボックスを設置し、集まった食品は福祉施設などに寄付する

 ファミリーマートは、家庭で余った食品を回収し、福祉施設などに寄付する「フードドライブ」活動を全国で展開する。店舗を回収拠点とし、支援を必要としている地域の人たちに自治体やNPOなどの協力パートナーを通じて提供する。

 同社では、愛知県日進市の「ファミリーマート日進三本木町店」など一部店舗でフードドライブ活動に取り組んできたが、4月から活動への参加を希望する全国の加盟店に広げていく。4月2日時点では、日進市の店舗のほか東京都内の15店舗が参加している。

 自治体やNPOなどの協力を得られる地域で、活動への参加を希望する加盟店を募る。店舗に専用の回収ボックスを設置し、家庭で余った食品を持ち寄ってもらう。受付可能な食品は、未開封で破損していないもの、賞味期限までに2カ月以上あるもの、常温保存が可能なものに限る。酒類は受け付けない。

 ファミリーマートは創立40周年を記念して、今年は「40のいいこと!?」にチャレンジするとしており、フードドライブ活動の全国展開はその一環として行う。

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