ヤマダホールディングス(HD)は1月18日、7月1日をめどにグループの組織再編を実施すると発表した。家電、住宅、環境、金融、サービスの5つの事業セグメントごとに組織を再編し、各セグメントの主体的な事業推進を促すと同時に、グループ全体の経営効率を高める。
家電セグメントはデンキセグメントに改称し、ベスト電器(福岡市)、九州テックランド(群馬県高崎市)、マツヤデンキ(大阪市)、星電社(神戸市)などの各社をヤマダデンキ(高崎市)に吸収合併。家電販売事業はヤマダデンキに一本化する。
住宅セグメントでは、ヤマダレオハウス(東京都渋谷区)とヤマダ不動産(高崎市)をヤマダホームズ(同)が吸収合併。ヤマダホームズ、家守りHD(東京都千代田区)、ワイ・ジャスト(横浜市)の3社を、新設する中間持ち株会社ヤマダ住建HD(高崎市)の完全子会社とする。
そのほか、金融セグメントはヤマダファイナンスサービス(高崎市)が、環境セグメントはヤマダ環境資源開発HDが中間持ち株会社となって子会社を傘下に収める。サービスセグメントはその他セグメントに改称して、子会社再編や孫会社の完全子会社化を行う。