ノジマ子会社のニフティ、通販ブランド「セシール」事業を買収

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 家電量販店のノジマの子会社で、インターネット接続事業を展開するニフティ(東京都新宿区)は、ディノス・セシール(東京都中野区)から通販ブランド「セシール」の事業を取得する。

 ディノス・セシールが、セシールブランドのカタログ通販・インターネット通販事業を分社化して新会社セシールを設立、2021年3月1日付けで新会社の株式をニフティが取得する。取得金額は非公表。

 セシールは女性用衣料を中心とする通販ブランド。ニフティはセシール事業を取得することで、ノジマグループとしてのEC(インターネット通販)展開を加速させる。インターネット領域におけるニフティのノウハウを生かして、セシールの事業構造改革を進める。

 ディノス・セシールは、フジ・メディア・ホールディングスの100%子会社で、20年3月期の売上高は1048億円。03年にディノス、セシール、フジ・ダイレクト・マーケティングの3社が合併して発足した。

 ノジマは、17年に富士通からニフティの個人向けインターネット接続事業などを買収し、完全子会社化した。

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