コロナ禍で冷食が伸びているからだけじゃない ローソンが「ビストロシリーズ」投入した周到の背景とは
包装が「お皿代わりに」!
設計変更で利用シーンを拡大
さらにローソンは同じく9月、ユニークな包装設計の冷凍食品シリーズを開発した。それが「お皿代わりになる米飯シリーズ」だ。チャーハンや海老ピラフといった既存の米飯メニューの包装を変更。レンジアップ後に袋の上部をハサミでカットすれば、お皿に移さずそのまま食べられるようにして、簡便性を高めた。
主に、会社員や部活動に勤しむ学生向けに、外出先での手軽な食事として、また家庭でも好きなタイミングに食べられるようにストックしておける食事として、利用を獲得したいねらいだ。
このように商品設計の工夫により、現在の食シーンに対応した冷凍食品開発を進めているローソン。これらの商品が消費者に支持され、冷凍食品の買い場として存在感を高めていけるか、注目だ。