ファストリ・柳井会長、京都大から名誉フェローの称号
京都大学は、ファーストリテイリング会長兼社長の柳井正氏に名誉フェローの称号を授与した。京大の山極寿一総長が9月24日、ファーストリテイリングを訪問して、表彰状と盾を贈呈した。
京大では、同大の国際交流に寄与した功績が顕著な人や、同大の運営および経営に特に顕著な貢献があった人などを対象に名誉フェローの称号を授与している。柳井氏は、共にノーベル賞受賞者である京大医学研究科附属がん免疫総合研究センター長の本庶佑特別教授、iPS細胞研究所長の山中伸弥教授が進める研究活動に対する支援が称号授与の理由となった。
京大は6月、本庶特別教授の研究活動に10年間で50億円、山中教授の研究活動に5億円の寄付を柳井氏から受けることを明らかにしていた。