衛生管理のプロがサポートするウィズコロナの時代に合わせた店舗づくり

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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環境衛生の指針をつくり顧客ごとにカスタマイズ化

店舗入り口にあるノータッチ式ディスペンサー用スタンドとサッカー台をはじめ、施設環境や設備の清浄にジョキストが有効なジョキスト
場所を選ばず、手指消毒ができるノータッチ式ディスペンサー用スタンド。店舗の入口にノータッチ式ディスペンサー用スタンドを設置(左)エタノール、アルカリ剤、陽イオン系界面 活性剤の3つの相乗作用で効果を発揮する清浄・除菌剤、ジョキスト。サッカー台をはじめ、施設環境や設備の清浄にジョキストが有効(右)

――ハードとソフトの両面からトータルにサポートするのが御社ならではの衛生管理というわけですね。

戸室 そうです。さらにエビデンス重視という点も当社ならではの強みといえます。自社でウイルス・細菌を扱う高度な研究機関をもち、早くから国際的な標準試験法を取り入れて、エビデンスデータを取得してきました。自社だけでは偏りがでるので、定期的に大学との共同研究も行いながら整合性を高めています。理論上だけでなく、現場で有効かどうかを検証し、商品づくりに落とし込む。こうしたエビデンス重視のものづくりによって、医療用分野でも食品衛生分野でも高い評価を得ています。

 このたびの新型コロナウイルスに関しても、今年5月、大阪大学微生物病研究所と共同研究契約を締結。本物の新型コロナウイルス病原体を用いて、実使用に近い環境下での有効性を検証する試験を開始しました。試験結果については、今後、ホームページやプレスリリースなどで随時公開していく予定です。

――新型コロナウイルスの感染対策は、小売業にとって喫緊の課題です。衛生管理のプロとして、小売業の店舗における感染対策はどうすればよいとお考えですか?

戸室 キーワードは「ノータッチ化」です。たとえば、来店客用のアルコール消毒には手をかざしたり足で踏んだりすれば自動的に消毒薬を噴射するディスペンサーがあります。誰が触ったのかわからないポンプの頭を押すのは抵抗があるという声をよく聞くだけに、ノータッチ化できるものは進めたほうがよいでしょう。

 大切なのは、ウイルスを持ち込ませない、広めないこと。これは病院における院内感染対策の基本です。当社では長年メディカル分野で培ってきたノウハウがあるので、これを小売業や事業所などの感染対策に転用しています。

――たしかに個人レベルの感染対策は周知されていますが、店舗については手探り状態です。どこまで、どのように消毒したらいいのか判断に迷うところです。

戸室 そのような声は当社にも多く届いています。そこで、オピニオンリーダーといわれる専門家の先生方と連携し、店舗での感染対策における環境衛生の指針をつくりあげているところです。そのうえで顧客ごとのカスタマイズ化にも取り組んでいます。現状の衛生レベルを踏まえ、目標・目的に応じた環境衛生オペレーションを構築。強みであるインストラクターによる環境衛生に関するチェックや教育を行い、感染対策を全面的にサポートしていきます。

 ある調査会社が行ったコロナ禍における消費者動向調査によると、衛生関連商品は効果の期待できる専門メーカーの商品を選ぶという意識変化が見られるようになったそうです。これは、新型コロナウイルスに関してさまざまな情報があふれ、混乱が起きたことに対する当然の流れといえるでしょう。それだけに来店客の店舗衛生に対する視点も厳しくなることが考えられます。その点からも衛生分野のパイオニアであるサラヤが、国際標準の知識とエビデンスをもとにウィズコロナの時代に合わせた店舗づくりをサポートしていきますので、まずはご相談いただければと思います。

サラヤ業務用製品情報サイトはこちら

URLhttps://pro.saraya.com/

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