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富士フイルム、iPS細胞研究の再生医療ベンチャーに1億円を出資

富士フイルム
6月4日、富士フイルムホールディングス傘下の富士フイルムは4日、iPS細胞を用いて腎疾患の治療法の実用化を目指す再生医療ベンチャーのリジェネフロ(京都市)の第三者割当増資を引き受け、1億円を出資したと発表した。写真は都内で2018年1月撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 4日 ロイター] – 富士フイルムホールディングス傘下の富士フイルムは4日、iPS細胞を用いて腎疾患の治療法の実用化を目指す再生医療ベンチャーのリジェネフロ(京都市)の第三者割当増資を引き受け、1億円を出資したと発表した。

リジェネフロは京都大学発の再生医療ベンチャーで、iPS細胞を用いた腎疾患の治療法確立を目的に設立され、iPS細胞からネフロン前駆細胞(腎臓のもとになる細胞)を安定的に作ることに成功した。富士フイルムは今回の出資により、リジェネフロが有する技術・ノウハウへのアクセスと連携強化によるビジネス拡大を図る。