ライトオン、藤原取締役が社長就任、創業者の藤原会長は取締役相談役に
カジュアル衣料専門店大手のライトオンは2月12日、取締役営業本部長の藤原祐介氏(42歳)が3月1日付けで社長に昇格する人事を発表した。社長の川﨑純平氏(39歳)は取締役管理本部長に、創業者で代表取締役会長の藤原政博氏(73歳)は代表権のない取締役相談役に退く。
藤原氏は2004年にライトオン入社、05年に取締役に就任後、商品調達部長や台湾子会社の董事長(現任)、経営企画本部長兼海外事業部長などを経て、19年6月から営業本部長を務める。社長就任後も営業本部長を兼務する。
川崎氏は18年4月に社長に就任したが、約2年で退任することになった。ライトオンは19年8月期決算で21億円の営業赤字に転落、20年8月期は6億円の営業黒字転換を見込んでいるが、19年9月〜20年1月の既存店売上高は前年同期比17.1%減となるなど、販売不振が続いている。