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国内、米国で6期連続で10%以上成長中のダイオーズ 空間除菌消臭機の新機軸打ち出す

2020/04/07 05:55
上妻英夫(KIプレス)
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空間除菌消臭機の環境商品の新機軸を打ち出す

 ダイオーズがいま、力を入れているのが空間除菌消臭機「ナノシードα」だ。これは特許取得した独自のイオンエンジン技術により空間除菌するもの。新型コロナウイルスがパンデミックの状態にあり、世界中でパニックを起こしているが、それ以前から同社では環境商品として「空間除菌」商品の開発、準備に早くから取り組んでいた。

ナノシードα
ナノシードα

 ダイオーズは「ナノシードα」(空間除菌消臭機)を首都圏・札幌。・大阪・福岡のサービスエリアで事業所向けにレンタルを開始(4月1日から)している。従来、同社が事業所向けに提供してきた空間除菌消臭機は、適用床面積が8畳から10畳(12.96㎡から16.2㎡)ということもあり、広範囲にわたる効果を持続させるために、複数台を設置する必要があった。この課題を解決するために、約畳(160㎡)の広範囲の除菌・消臭する新機種が登場している。ちなみに、4週間標準レンタルで1万3000円(定期訪問メンテナンス、4週間分の除菌・消臭機能水込み)のレンタル契約をしている。

 この「ナノシードα」の外形寸法は幅285×高さ700×奥行き285(mm)、本体重量10.5キロ、風速約1.5m、電源はDC12V3.8A、消費電力は通常15W(最大35V)である。

 なお、現在、飲料商品を届けるルートサービスのスタッフに加えて,大企業(コーヒーサービスからウォターサービスまで)を巡回するメンテナンススタッフの需要が高まっているが、同社では社員のスタッフ不足は解決している。

 いま話題となっているサブスクリプション(利用者はモノを買い取るのではなく、利用権を借りて料金を払う方式)だが、ダイオーズの場合は、あえてサブスクリプションを強調しないものの、大久保社長が胸を張る「継続反復サービスを積み上げてきたビジネスモデル」はBtoBサブスクリプションの王道と言って良いだろう。ダイオーズでは2024年年商500億円を目標に、動き出している。

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