タピオカの次に来る!? 「レモネードbyレモニカ」が多店舗化に成功した理由

2020/01/08 05:55
上妻英夫(KIプレス)

タピオカの次はレモネード?外食業界でいま、話題の飲み物、また、それを扱った新業態の店舗が登場し、注目を集めている。レモネードは従来からある飲み物、にもかかわらず、なぜ人気が急上昇しているのか。新業態「レモネードbyレモニカ」(2019年12月27日現在、全国33店舗)の急ピッチの多店舗展開に“レモネードのブームの兆し”をキーマンの河村征治さんに取材、緊急レポートする。

レモネードbyレモニカ
多店舗化に向けて弾みがついたレモネードbyレモニカ

急上昇中のレモネード専門店

 レモネードbyレモニカのドリンクスタンドが登場したのは2016年3月、金沢市の1号店(レモネードbyレモニカ金沢FORUS店)である。オープン開始から利用者が増え行列するほどの繁盛店だった。しかし、2017年で4店舗、18年で10店舗と着実に伸びたが、19年で33店舗と19年に急拡大している。現在、多店舗展開は口コミと新規事業で多様の業種からの参入(FC展開)で300件の引き合いが殺到しているという。

 「レモネードbyレモニカ」の1号店から基本的なビジネスモデルの実像を見てみた。1日の平均客数230人、週末で650人(多い時は1000人)、平均単価は385円、3.5坪規模で月商400万円を維持する。

 店の商品はレモネード25種類。果汁ベースと割もののバリエーションで、売り上げの8割をソーダレモネード、オリジナルレモネード、フローズンレモネードの3つでつくる。売れ筋の一位はソーダレモネードで、レギュラーで340円、ラージで390円、ジャンボで480円。

 運営会社はレモネード・レモニカ(代表取締役・河村征治)で、金沢市に本拠地を置く。代表の河村氏は、アイエムエムフードサービス(15業態27店舗)、森山ナポリ(冷凍ピザのEC通販)、IMMandORGinc(米国法人)、ボンドダイニング(会長、点心専門店2店)など、業態開発に特化したフードカンパニーを率いる人物である。

 河村氏はレストランター(レストランを創る人)、レストランプロデュ―サーと呼ばれ、オリジナルのブランド(店舗)をいくつも創り上げてきた。

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