国内、米国で6期連続で10%以上成長中のダイオーズ 空間除菌消臭機の新機軸打ち出す

2020/04/07 05:55
上妻英夫(KIプレス)

売り切りはしない−−。「商品の継続反復サービス」を展開し成長するダイオーズ。事業所向けサービスのパイオニア的存在の同社は、オフィスコーヒー、ウォーター(ボトルウォータ―サービス)、クリーンケアサービスなど、BtoB型ビジネスにこだわり、国内、アメリカともに業績を拡大し、前年比10%以上の伸び率を示す。新機軸の環境商品のサービスにも注力し始めている。

継続反復の販売サービスに徹する

 景気、トレンドに関係なく、クライアント企業と継続的な関係を構築し、要望に合わせてさまざまなサービスを提案し続けている企業がダイオーズである。しかも、契約が3年から5年と長いのも特徴の一つ。

 ダイオーズの大久保真一社長(79歳)は「事業所向けに継続的なサービスを一貫して貫いてきたのが我が社です。1969年の創業以来、事業所向けのサービスのビジネスモデルを展開しながら、顧客(クライアント)のニーズに合わせて試行錯誤のサービスを創りあげてきたのがダイオーズそのものの歴史です」という。

ダイオーズの大久保真一社長
ダイオーズの大久保真一社長

 同社の海外戦略も早くから着手し、ダイオーズUSA(32年前進出)をはじめ、アジア(台湾、韓国、中国、香港、マレーシア、シンガポール)と事業展開している。業績の面からみると、2020年3月期連結予想で、売上で日本(143億円、直営75拠点)、米国(225億円、直営78拠点)で連結368億円の業績を持つ。近々でも2018年で298億円、2019年で333億円と上昇している。

 ダイオーズが成長している理由を、ビジネスモデルの強みから挙げてみるとわかりやすい。①売り切りのワンウエイではなく、継続反復販売する必要性のあるビジネスだけを積み上げる。②オフィス内の必需品を取り扱うため、景気やブームによる影響を受けにくい。③BtoBに特化することにより、複数の商品、事業、サービスを届けることができる。④20万軒のお客を対象に、継続契約に根差した販売チャンネルに商品・サービスをアドホンできる。⑤米国市場の成功を実証済みのビジネスを日本で展開するため、ビジネス展開上のリスクが低い。

 

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