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ユニクロ川越店が環境性能評価でゴールド認証、日本の小売店舗で初めて

ユニクロ川越店
省エネ・節水設備の採用などが評価された

 ファーストリテイリング傘下のユニクロは10月2日、「ユニクロ川越店」(埼玉県川越市)が国際的な環境性能評価制度「LEED(リード)」でゴールド認証を取得したと発表した。ゴールド認証を取得したのは同制度のO+M(既存建物の運用・保守)分野で、同分野でのゴールド認証取得は、日本の小売店舗では初めてという。

 川越店は2014年10月に開業したロードサイド店舗で、現在800店舗を超える国内店舗の約半数をロードサイド型が占める。同社はロードサイド店舗の仕様の標準化を進め、断熱材の導入やシンプルな店舗設計などにより、耐久性とエネルギー効率が高い店舗を開発してきた。

 今回はこうした店づくりに加えて、高効率空調機の採用やLED照明の導入、廃棄物の分別管理、節水型トイレの採用などが高い評価を受けた。ユニクロでは、川越店以外の主要ロードサイド店舗でも同分野での認証取得を目指す。

 LEEDは米国で開発され、建物や敷地利用の環境性能評価制度として世界165ヵ国に普及、認証件数は7万件を超える。