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任天堂、スイッチ生産を中国からベトナムに一部移管 今夏から

任天堂
7月9日、任天堂は家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の生産の一部を中国からベトナムに移管する。写真は都内で2017年1月撮影(2019年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 9日 ロイター] – 任天堂は家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の生産の一部を中国からベトナムに移管する。

広報担当者が明らかにした。

スイッチは現在、外部に委託してほぼ全てを中国で生産しているが、その一部を今夏からベトナムに移管する。

広報担当者は「一部移管はリスクを分散する観点から以前から検討していた。米国の輸入関税を回避するためにベトナムに移管するするわけではない」と説明している。

米国は6月29日、対中追加関税第4弾の発動を当面延期すると表明したが、第4弾の課税対象にはゲーム機も含まれている。

(志田義寧)