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イズミがニチリウを脱退、セブン&アイのPB「セブンプレミアム」導入へ

イズミ ユメタウン
イズミは18年4月にセブン&アイ・ホールディングスと業務提携を結び、一部商品の共同調達やオリジナル電子マネーの相互開放を始めていた

 イズミは5月9日、日本流通産業(ニチリウ、大阪市)が運営するニチリウグループから脱退すると発表した。イズミはニチリウのプライベートブランド(PB)「くらしモア」を取り扱っているが、セブン&アイグループのPB「セブンプレミアム」を導入する方針だ。

 脱退は2020年2月20日を予定する。ニチリウはイズミや平和堂、ライフコーポレーション、オークワなど7社が1974年に設立した共同仕入機構で、現在はスーパー17社とコープこうべなど3つの生活協同組合が加盟している。イズミの山西泰明社長はニチリウの副社長を務める。

 イズミは18年4月にセブン&アイ・ホールディングスと業務提携を結び、一部商品の共同調達やオリジナル電子マネーの相互開放を始めたほか、「イトーヨーカドー福山店」(広島県福山市)を引き継ぐことを決めている。セブンプレミアムの取り扱いについても、現在、具体的な協議を進めているという。