コーナン商事は6月3日付けで、ユニゾン・キャピタルとLIXILから建デポを買収すると発表した。
建デポは、プロ顧客向けの会員制建築資材卸売店舗を運営しており、首都圏を中心に北は北海道、南は熊本まで66店舗を展開している。2018年3月期の売上高は337億円、営業損失は10億円だった。
一方、コーナン商事は、プロ向けの小型店「コーナンPRO」を75店舗(19年2月末)展開。同業態店舗の売上高は505億円だった。
建デポをコーナン商事の傘下に収めることで、首都圏での事業基盤の一層の強化を図るとともに、商品企画力、販売力、物流及びシステムの経営ノウハウを提供、融合することで、両社に大きなシナジーを見込んでいる。