オールジャパンドラッグ(AJD)45周年全国大会で基本方針発表し20年後を見据え議論
創立45周年を迎えたAJDは全国大会において2015年の基本方針と重点取り組み課題を発表した。基本方針は「VCへの原点回帰」。杉山貞之本部長は「加盟社にとってAJDの一番重要な価値は『情報の共有』」だとし、本部の情報提供促進とともに取引先の活発な情報収集を促した。
また、AJDの大原則は1社では実現できないことを会員の英知と団結力で成し得ることだとし、AJDを必要とする企業の集まりを再確認し、会員として与えられている権利と義務を全うすることでメリットと取引先との信頼関係を確立することが最も重要だと語った。
加盟社総年商1兆9600億円、物販売上高1兆6700億円、調剤売上高2700億円、処方せん応需枚数は2700万枚余り。この規模をいかに結集し自らの力とするのか、VCチェーン・AJDは名実ともに節目の時期を迎えた。