ユニクロのCMで本田圭佑選手は何を語ったか!
ユニクロ(山口県/柳井正社長)は、10月1日、大阪・心斎橋に売場面積約800坪の国内最大級の店舗「ユニクロ心斎橋店」を「開業した。ユニクロが現時点で最高水準の「商品」「ビジュアルマーチャンダイジング」「店舗運営」「サービス」「クエイティビティ」を結集する「グローバル旗艦店」と呼ばれる大型店で日本では初の出店。同社は2006年にニューヨークに初のグローバル旗艦店を出店。その後、ロンドン、パリ、上海でオープンしており、心斎橋で5店舗めとなる。
その開業に当たって、ユニクロはサッカー日本代表の本田圭佑(24)選手を起用したCMを3本制作放映した。内容は、ホワイトをバックに本田選手が独白するというもの。関西エリアにしか流れていないようなので、どんなことを語っているのか、ここで紹介したい。
CM1:「大きな夢を持って欲しいなと思っていますね。大きな夢を持つって、子供心では恥ずかしいことだと思うんです。友達に笑われたり、先生からそんな言われたり、親から反対されたり、いろんな夢に向かっていくに当たっての障害って多いと思うんですよ。でも最後まであきらめずにやれば絶対に夢はかなうって強く思いますね」
CM2:「あまり、親父はボクがサッカーをやっていることに興味がなかったんですよ。でも、1番で居続けるということだけは求められて、それが子供なりに嬉しかったりもするんですけど、一方でプレッシャーだったり、で、やっぱり、そういう期待にも応えたいし、なんとか将来、世界に出て、親孝行したろ、それが自分の一番のモチベーションでしたね」
CM3:「ふと考える時があるんです。なんでサッカーやっているのかって。難しい場面になったり、点取れなくて苦しんでいたりする時に、悩んだ時にそういうことを考える。やっぱり、自分が自分らしくあることが一番幸せであることだ。小さいころサッカーを始めた理由はそういうことだったと思うんで、それだけは忘れたくないですよね」
昨晩も強豪アルゼンチン相手に活躍し、歴史的勝利をつかみ取った「日本のエース」の言葉にはなかなか重みがある。
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