楽天は5月25日、すでに筆頭株主となっている出版取次、大阪屋栗田への出資比率を引き上げ、子会社化したと発表した。
大阪屋栗田が実施した第三者割当増資を引き受け、出資比率を35.19%から51.0%に引き上げた。出版社大手のKADOKAWAや講談社、集英社、小学館、印刷大手の大日本印刷も増資を引き受けた。
大阪屋栗田が持つ書店とのネットワークを生かして、共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」の書店への導入を進めるほか、スマホアプリなどを活用したネットとリアルの連携によって書店の営業をサポートする。