CCC、マレーシアで「蔦屋書店」をFC展開、双日と合弁会社設立

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CCCがマレーシアでオープンさせる「ブキット ジャリル 蔦屋書店」の完成イメージ
今春開業予定の1号店は、カフェを併設した大型複合書店となる

 カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、マレーシアで「蔦屋書店」および「TSUTAYA BOOKSTORE(以下TBS)」のフランチャイズ(FC)展開を始める。CCCの海外出店は、台湾と中国に次いで、3カ国・地域目となる。

 マレーシアでのFC展開に向けて、総合商社の双日と合弁で現地法人を設立した。1号店となる「ブキット・ジャリル 蔦屋書店」を2022年春、首都クアラルンプールの南部にある商業施設「パビリオン ブキット・ジャリル」に出店する。

 1号店の店舗面積は2650㎡以上で、書籍や文具、雑貨を取り扱うほか、カフェを併設した大型複合書店となる。マレーシアでは今後、蔦屋書店とTBSのFC展開に加えて、商業施設の開発・改装企画も手がける予定だ。また、マレーシア以外のASEAN加盟国への出店も視野に入れる。

 CCCは現在、台湾でTBSを6店舗、中国で蔦屋書店とTBSを合わせて5店舗展開している。

記事執筆者

ダイヤモンド・リテイルメディア デジタル推進室 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

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