イオン、陸上自衛隊北部方面隊と「大規模災害時等の連携強化に係る協定」を締結

イオン(千葉県)は、陸上自衛隊北部方面隊と「大規模災害時等の連携強化に係る協定」を締結したと7月22日に発表した。
イオンによる陸上自衛隊各方面隊との協定締結は、2023年に中部方面隊と交わした協定を起点に、全国をカバーする体制づくりを進めてきた。2024年には東部方面隊および東北方面隊と、2025年4月には西部方面隊と協定を締結しており、今回の北部方面隊との協定により全方面隊との連携を完了した。北海道全域を管轄する北部方面隊は、防衛および災害対応における北海道の要であり、同協定により迅速な意思決定と対応が可能となる。
同協定により、大規模災害発生時にはイオンと北部方面隊が情報を共有し、イオンは店舗や敷地、物資を提供する。一方、北部方面隊は輸送支援や地域の復旧・復興のために、イオンの商業施設を拠点として活用することが可能となる。また、平時から防災訓練への参加・協力、情報共有、意見交換を計画的に行い、相互協力の実効性を高めることで、災害時には店舗を拠点とした復旧・復興のための仕組みを構築する。
<協定で相互協力を行う主な内容>
・災害に関する情報の共有及び防災訓練への参加・協力
・災害発生時に速やかな連携ができるよう意見交換・会議などへの相互参加
・災害対応時に必要な店舗、駐車場等の施設、設備の活用
・災害発生時に活動する際の人員・緊急物資・器資材等の輸送支援
・災害派遣活動時に必要な物資(飲料水、食料及び器資材)の供給に係る支援





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