サンエー、第1四半期は営業減益

サンエー(沖縄県)が7月4日に発表した2026年2月期第1四半期決算(連結2025年3月1日~5月31日)は、営業収益が前年同期比2.4%増の590億5,700万円、営業利益が0.8%減の41億100万円、経常利益が0.9%増の43億3,700万円となり、増収・営業減益で今期をスタートした。
セグメント別の第1四半期業績は、小売事業では、3月~4月の平均気温が昨年より低く、季節商材の売れ行きが厳しかったものの、5月は気温が上昇したことから既存店売上が堅調に推移。営業収益は2.3%増の568億2,200万円、セグメント利益は3.5%減の35億9,500万円となった。
CVS事業については、FC店舗を2店舗開店し、既存店も好調に推移したことから、営業収益で6.0%増の22億4,200万円、セグメント利益で23.4%増の5億500万円となり、増収増益を達成した。
連結ベースの売上高は11億5,500万円増の542億7,500万円、売上総利益は2億3,100万円増の171億6,300万円、売上総利益率は0.3ポイント低下して31.6%とした。売上総利益に営業収入を加えた営業総利益は4億7,100万円増の219億4,500万円。販管費が5億500万円増加して178億4,400万円となったことから、営業利益は前年同期より3,300万円減少した。
2026年2月期の連結業績については、営業収益で4.5%増の2,478億7,600万円、営業利益で1.8%増の172億2,700万円、経常利益で1.9%増の177億9,600万円を見通し、増収、営業・経常増益を計画した。





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