イオン北海道、「マックスバリュ上江別店」で食品系バイオマスを活用開始


【イメージ図】協定に基づき目指す姿
(画像:【イメージ図】協定に基づき目指す姿)イオン北海道・ニュースリリースより

 イオン北海道(北海道)は「マックスバリュ上江別店」(江別市)において、「食品系バイオマス」の利用促進に取り組むことを6月20日に発表した。

 同社は、学校法人酪農学園(北海道)と2023年10月に、地域の資源循環を推進するため包括連携協定を締結している。同協定に基づく取り組みの一環として、イオン江別店では売れ残って廃棄されるパンを酪農学園に無償提供し、飼料に活用する取り組みを進めてきた。

 また、イオン江別店では、それらを活用して製造した飼料「エコフィード」を中心に与えられて育った豚肉なども販売している。

 なお、「エコフィード」とは、環境にやさしい(エコロジカル)や節約する(エコノミカル)等を意味する「エコ」と、飼料を意味する「フィード」を併せた造語で、食品製造副産物や余剰食品、調理残さ等を活用して製造された家畜用飼料のことである。

 5月からは新たに上江別店においても「食品系バイオマス」の利用促進の取り組みを開始し、上江別店で売れ残って廃棄されるパンを酪農学園に無償提供する。酪農学園はその食品系バイオマスを「エコフィード」として有効活用し、地域に還元する。

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